ロハスな、地球に優しい暮らしがさまざまな方面で提案されるようになりました。
自然を大切にして、無駄な買い物はせず、ゴミを極力出さない、小さなことでも自分が持続してやっていけることから始めれば、ロハスになるでしょう。
身の回りの小さなこと、自分にできることを何か見つけて始めたり、中には思い切って住みなれた都会を離れ田舎暮らしを始める人もいます。
田舎暮らしと言ってもその土地に定住するパターンと、週末だけ通って別荘生活を送るパターンとがあります。
別荘と聞くとログハウスが思い浮かびます。
ログハウスは自然に溶け込んで、そこに暮らす人の心とからだを癒してくれます。
しかし世間で言うところの「ロハス住宅」は、必ずしもイコール「ログハウス」ばかりではありません。
ロハス住宅とは、住む人が健康に暮らせるのはもちろんのこと、地球環境を考慮した住宅のことです。
かつての日本の民家は、まさにロハス住宅と呼ぶべきものだったと思います。
100年以上も人が暮らし続けることができ、余計なゴミとなりません。
みごとに日本の自然と人間の暮らしとが調和していました。
そのような時代の大切にされるべき知恵を見直し、たくさんのハウスメーカーが現在ロハス住宅を提案しています。
毎日暮らしてみると、何か不便な事もあるのではないか、と気になりますね。
実際に暮らしてみないとわからないことがたくさんあるでしょう。
そこで、実際にログハウスで暮らしている人の意見をいくつか紹介したいと思います。
(1)冬は暖かく、夏は涼しく、住み心地は大変快適である。
(2)建物がどっしりとした感じなので、地震や台風には強いと思う。
(3)屋根に雨が当たる音が直に響くので大雨の時など最初のうちは気になる。
(4)外壁の塗装など定期的なメンテナンスが必要である。
(5)虫が多いと感じる。
(6)収納スペースが少ないので、荷物の整理整頓に工夫が必要になる。
これらの意見は、一見して不便そうでもログハウスで暮らす楽しみにもなります。
ログハウスでの暮らしに何を求めるかによると思います。
ログハウスで暮らしたいと考えている方は、ログハウスで実際に暮らしている人のもとを訪れて話を聞く機会を持つとよいでしょう。