ロハスという流行にのって、最近では一般住宅としてもログハウスを選ぶ人が増え、かつては夢のログハウスと呼ばれたものが普通の住居として定着しつつあります。

家作りの原点とも言うべきログハウスの歴史をひも解いてみましょう。

ログハウスには長い歴史があり、紀元前にはすでに丸太組みの家が建てられていたそうです。
広大な森林がある土地に定住する人々が、身近にある木を材料としてそれぞれの独創的な方法で家を建てることは自然なことです。
その為、ログハウス発祥の地というのは、森林のある世界各地に見られます。

ログハウスの本場となると、カナダや北米といったイメージが浮かびますが、古いログハウスが数多く残っているのはフィンランドやポーランドなどヨーロッパだそうです。
数百年も前のログハウスがいまだに健在しているようです。

ヨーロッパ各地からアメリカへの移住が盛んな頃に、スウェーデンの移民によって建てられたのが、北米ログハウスの始まりと言われています。

ロハスという概念は海外から影響されて始まったように思われがちですが、もともと日本にもすばらしいロハスな生活がありました。

ロハスな暮らしと聞くと自然の中で木の家(ログハウス)に住むというイメージが漠然と浮かんできますが、このログハウスにしても、丸っきり海外からやってきたものではないのです。

一例が奈良県の東大寺にある正倉院です。
社会科の教科書で写真を見たことのある人、校倉造(あぜくらつくり)という言葉が記憶に残っている人もいるでしょう。

正倉院の構法はログハウスと同じ丸太組建築で、築1200年以上の現在でも見事に存在しています。

もともと日本では住居と言えば木造でしたから、海外からログハウスが紹介されても違和感なく受け入れることができたのでしょう。

今まではログハウスは特殊建築物とされていた為、建築には建設大臣の認定が必要でしたが、法律上の規制緩和により建てやすくなりどんどん普及してきました。

現在ではたくさんのログハウスメーカーがあり、住宅地への建築も可能になったことでより身近な存在としてログハウスが建てられるようになりました。
今後も日本の風土にあったログハウスがさらなる進化を続けていくことでしょう。

時代の流れと共に新しい技術や機械・道具が発達し、今では進化したログハウスが世界中に広がっています。
このように発展してきたログハウスですが、木材を自然の姿に近いかたちで使って家を建てることに変わりはありません。

ログハウスの発祥や歴史を考えながら、木の温かさを感じ、自然に感謝、木の香りに包まれたログハウスでの生活、ロハスな生活を送ってみてください。