ログハウスに住むことで自然に抱かれている気分になっているからではなく、実際にログハウスは夏涼しく冬暖かくなるような性質があるのです。

ログハウスの居住性を考えるときに、まず断熱性が思い浮かぶと思います。
木の組織には無数の空気層があり、そのため熱の伝導率が低くなります。
素材別の熱伝導率を比べてみると、木はコンクリートの10分の1、漆喰の5分の1の値となっています。
木にはコンクリートの約10倍、漆喰の約5倍の断熱性があると言えるのです。

寒い地方でログハウスに暮らす人の話を聞くと、昼間に窓から入り込む太陽の暖かさが夜になっても続き、過度な暖房器具は必要ないとのことです。
過度に暖房や冷房などの器具を使わなくても快適に過ごせるなんて、ロハス的な生活ですね。

この断熱性能をもっと生かすには、ペアガラスのサッシを使い、床やログ材の隙間などに断熱材を施すことも必要になってきます。

耐震性、強度に優れ、意外ですが耐火性にも優れているのです。
ほとんどが木でできているのだから燃えやすいだろう、というのが一般的なイメージかもしれません。
木に火がつきやすいことは確かですが、ログハウスに使われるログ材は断面が大きく、火がついて燃え始めるとすぐに表面が炭化して酸素の供給を断ってしまいます。
そのため木材の内部まで燃えるのを防ぐ性質があるのです。

特にマシンカットのように精度の高い加工を施したログ材を使えば耐火性はかなり高くなりますし、またログ材の隙間にシール材をはさむなどして気密性を高めることでさらにログハウスの耐火性は向上します。
意外にも、ログ材は火に強い素材だったのです。

「ロハスな生活を送りたい」と言っても、無理に暖房をつけずに我慢していては人にやさしくありません。
無理をして長く続けられないような生活はロハスとは言えませんし、何事も「適度に」という気持ちが大切です。
人間と自然との調和がとれた、心地よい暮らしをログハウスで過ごましょう。