緑の役割とはなんでしょうか

園芸や家庭菜園作りが、一種のブームになっていますね

勤め帰りや休日に、園芸店に立ち寄ってみたり、家族で野菜や草花を栽培する人が増えています

いろいろな理由で楽しんでいると思いますが、共通した思いとして、「緑に触れたい」「緑を大切にしたい」「自然に親しみたい」などがあるからではないでしょうか

なぜ人間には緑のある生活が必要なのでしょうか

ひとつには、生命維持のための人間と植物の呼吸の違いがあります

人間は酸素を吸い、炭酸ガスを吐いて、生命を保持していますが
逆に、植物は炭酸ガスを吸い、酸素を吐き出しています
人間に必要な酸素を植物が作り、植物に必要な炭酸ガスを人間が供給しているわけで、人間も植物も健全な生命保持のためには、近接して共存することが望ましいわけですね

もうひとつには精神的な側面です

人間の精神状態は、都市にみられる殺伐としたコンクリートジャングルや、草木の見えない荒涼とした砂漠や荒野より、緑のそばのほうが安らぐと言われています
それは視覚や色彩のもたらす要素も多分にありますが、やはりもともとが緑の森に住んでいた先祖を持つヒトの自然な感情といえると思います

緑に囲まれたり緑の多いところにいるのと、そうでない場合より、人間の感情は平穏を維持できるという実験結果もあります
オフィスや室内に観葉植物などを配置するようになったのも、視覚的な要素のほかに、緑がもたらす精神的な効用の大きさにもあります

緑にも、人間をはじめとする動物に頼りながら生きているという側面もあります、植物は繁殖のために、さまざまな動物や昆虫の仲介の働きで受粉することができています

大自然の一員である人間が、より積極的に緑と関わることがいかに大切なことか理解できると思います